静香はこんな会社です

静香(しずか)産業の名前の由来

アイボルト屋さんなのに、どうして「静香」って言うんですか?とよく聞かれます。

じつはビックリするような名前の由来があります。昭和22年、創業者の山本周蔵氏が会社を立ち上げ、山周金属工業所から社名を改める際、どのような名前がいいか考えていたそうです。何を思い立ったか、当時の彼女(?)であった「静香さん」の名をとって、「静香産業にしよう!」といい出したそうです。もちろん本妻はいたのですが、よっぽど好きだったか、彼女から頼まれたのかは定かではありません。

もし本妻の名をとっていたら、「米子(ヨネコ)産業」になっていたかもしれません(・_・;)

のような本当の話です。…とは言っても、会社名に女性の名前が入っていることで覚えていただけるのも事実です。アイボルト・アイナットのメーカーとしては、全国で初めてISO9001(当時は9002)を取得し、国産のみの鍛造品を扱う会社として発展してきました。

現在では「アイボルトの静香さん」と呼ばれ、皆様にかわいがっていただいておりますので、社員も皆この社名が大好きです。

SIのロゴの意味は?

 

 

Shizuka Industry の頭文字の「SI」が基本になっています。「i」の文字は、静香産業の社員をあらわし、周りを輪で囲むことで、アットホームで協調性のある我社のイメージを表現しています。
更にオンリーワン企業として、私たちの技術を日本中、世界中に広げていきたいという気持ちも込められています。

静香のモットーは?

我社のモットーは社員のみんなの力を結集して作り上げた「」のこもった製品を製造販売することです。

精密に作られた金型を使い、熱く熱せられた鉄を丁寧にハンマーで打ち、加工にも一切手を抜かず、各工程で品質を造り込む事に全力を注いでいます。

特に重要保安部品であるアイボルト・アイナットは安全が第一なので、純国産以外は販売しておりません。

売り手は自信!買い手は安心!」という先代から受け継いだ言葉を忘れず、ユーザー様が決して事故にあう事のない、日本一のアイボルト・アイナットをお届け出来るように、日々努力しております。

代表取締役 挨拶

山本  泰史
(やまもと やすふみ)
静香産業株式会社 代表取締役
阪新鍛造株式会社 取締役会長

代表取締役の山本です。
当社製品「SI」のアイボルト・アイナットは用途は様々ですが色々な所で活躍しています。お客様から 「SIの製品を使って良かった!」「静香さんにお願いして助かった…」 などと言っていただいた時には、本当にうれしくなります。

私は、入社以来36年、アイボルト・アイナットを始め、多くの製品作りに携わってきました。日立製作所の認定工場に指定された後、更にお客様に満足して頂けるために品質管理及び品質保証に関する国際規格ISOの認証取得に取り組みました。中小企業ではISO専門チームを組む余裕はありませんから、実際、現場の業務をこなしている社員たちと共に、安心・安全な商品をお届けする為の製品管理体制をコツコツと作り上げてきました。そして静香産業グループとして鍛造から加工、販売までのISO9001を取得する事ができました。

次は、自動車部品作りにチャレンジしました。工場監査は元より、全ての審査は大変厳しいものでしたが、社員一丸となって努力した結果、幾つかの自動車メーカーとも契約を結ぶことが出来ました。中小企業でもオンリーワンを目指して頑張れば、製品の良さをわかってもらえるのだと確信しました。

昨今は、外国の安い材料や製品が出回り、純国産の製品にのみこだわるのは本当に大変ですが、「コストを優先して品質を落としユーザー様の安全を損なう事が決してあってはならない」と思い、スタンスを変えずに頑張って来ました。重要保安部品のアイボルト・アイナットを中心に扱う私たちだからこそ、常に製品がお客さまの所で使用されているイメージを持ち、一本でも安全ではない製品をお売りする事があってはいけないと思っています。

当社は特殊な鍛造品も多数製作しています。金型製作、鍛造、機械加工をすべて国内の当社グループで管理しておりますので、納期やコスト面でもご満足いただけるように努力いたします。お困りの事があれば是非ご相談ください。
基本を忘れず、新しい事にもどんどんチャレンジしていきたいと思っていますので、お気軽にお電話ください。
直接私をご指名いただいても結構です。きっと皆様のお力になれると思います。

社長プロフィール

真中

一番左

典型的な「体育会系なにわのおっちゃん」です。
6歳の頃から水泳を始め、、大学を卒業する22歳まで、ずっとバタフライの選手でした。高校3年の時のインターハイでは、全国制覇も果たし、大学選手権メドレーリレーで2連覇したことは今でも忘れられない思い出です。苦しい練習ばかりで挫折しそうになった事が何度もありましたが、今では長い間、続ける事が出来た競泳の経験が、困難な状況に立ち向かう忍耐力を私に植え付けてくれたのだと思います。水泳一色の青春時代で、指導者の道に進むことも考えましたが、尊敬する父の後を継いでアイボルトを作る決心をしました。これからも未来に残せるいい仕事を、鍛造屋のプライドを持って続けていくつもりです。